多汗症とボトックス Part2
多汗症には、全身に汗を大量にかく「全身多汗症」と、体の一部分だけ大量に汗をかく「局所多汗症」とがあります。局所多汗症は、両手のひら、両足の裏、両脇などに汗をかくようです。
ボトックス治療が効果的に用いられる多汗症は、局所多汗症の方となります。
汗はエクリン腺とアポクリン腺から分泌されます。エクリン腺から汗が分泌されるのは、自律神経から分泌されるアセチルコリンによって刺激されることが原因となります。
ボトックスは、このアセチルコリンの分泌を抑制するため、エクリン腺からの発汗を抑制することができるのです(従ってボトックスは、アポクリン腺からの発汗の方には効果がないのです)。
多汗症のボトックス治療時間は、両手のひら、両足の裏、両脇等、それぞれ15分程度ですみます。入院の必要もなく、当日シャワーを浴びても問題ないのです。
ボトックス治療の効果が持続する期間は3ヶ月から長くて1年程度ですので、継続的にボトックス注射をする必要があるので注意してください。